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実は日本には世間を騒がせた罪があるらしい「衆人を騒がせたる段、不届きなるに由りて」

今週のお題「ナイショにしていたこと」

日本には世間を騒がせた罪が有るらしい

世界へはナイショにしてたんですが、日本には世間を騒がせた罪が有るらしいんですよ。

刑罰の内容より世間騒がせた事その物に罪があるみたいなんですね。

★瀬戸内海に浮かぶ島々に残る島四国発祥の時に起きた、世間を騒がせた罪のお話し

島四国

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瀬戸内海に浮かぶ島々に今でも残る面白い風習があります。

 

毎年4月に島の中に作った四国霊場88箇所を参ると、島民達が霊場めぐりに来た観光客をお接待でもてなす風習が続いてます。

僕も去年粟島でボランティアした時に仲良くなった人達と一緒に行く予定です。

3人のプロデューサー

これは1807年に大島(愛媛県)の毛利玄得、金剛院玄空、池田重太の3人が本家の四国霊場88箇所巡礼を自分達の島で再現プロデュースして始まった風習です。

当時は本家の88箇所巡りは命がけの冒険のようなもので、一般人にはとても手軽に手を出せるものではありませんでした。

これを小さい島の中で手早く回れるよう本家四国霊場88箇所を参拝して研究し、大島に帰って島内の参拝場所を選定、そして参拝道まで自費で整備して家財を失う程の苦労の元作り上げました。

このツアー知った島外の人々の噂になり、あっという間に大ブームを巻き起こし島へと毎日観光客が大量に押し寄せる事となったのです。

※島四国観光化計画大成功!!!!

それをみた地元伊予藩の反応

ところがです、その大ブームを見た伊予藩の反応は今の価値観からすればとんでもない反応を示しました。

島四国へ集まってきた人数があまりに多かったので、集まりすぎることに危惧感を抱いた伊予藩は、島四国の名プロデューサー3名を突然召し捕ったのです。

そして彼らへの処罰が決まります。

衆人を騒がせたる段、不届きなるに由りて

この一文の罪で3人と3人の家族を島から流罪にしてしまったのです。

世間を騒がせた、この一点が罪となったのですが、時代劇とか見てたら似たような世間を騒がせたからダメみたいな表現結構出てきます。

世の中の安定をトコトン突き詰めるのがこの時代のジャスティスだったんですね。

その後の島四国

プロデューサーの放逐によってこのツアーも終わりになるかに見えたのですが、その後も罪とされたままなのに大勢の人々がひっきりなしに集まって、民衆の要求答えた京都の門跡寺院御室仁和寺本山御所から准四国の許可によって島四国が公式化することになり、瀬戸内中の島々でも伝わって今に至ります。

ゴーストライターのお話

今だと佐村河内さんとゴーストライターの話とかそうですね。

 

★現代の衆人を騒がせたる段、不届きなるに由りて

ゴーストライターの人への桐朋学園大学の処断

ゴーストライターやってた人にそこまで罪を問えるのかって言うとどうなんかなとも思いますが、世間を騒がせたって一点が作曲家の新垣隆さんを解雇する桐朋学園大学 の理由になるわけですね(中世か!)

 マスコミの処断

2014年2月9日現在、とことん叩く方向で事は推移していて大手新聞・テレビのトップニュースとして絶賛報道中。

騙された事で恥をかいた自分を正当化させるため「衆人を騒がせたる段、不届きなるに由りて」の精神でフルボッコにしてると我が心に住まう名探偵がささやきます。

と言うことで

そんな訳で、日本に今も残る「衆人を騒がせたる段、不届きなるに由りて」って価値観は僕らの中でもそのまんま続いて行くんだろうなあって思います。

 

日本の大企業が大企業病とか言われる物に感染するのもこの辺の理由なんかなって思いますが、まあ、それは別のお話し。

 

おわり。