ネット以前から存在するヤンキー論←→オタク論の間のサブカル論とオマケ
ネット以前から日本に存在する社会的価値観(ヤンキー層・オタク層・サブカル層)
日本の社会を構成する集団単位でみたらネット以前から続く3つの大きな層が有る気がします。
いきなり結論から
- ヤンキー層(田舎の大衆)色んな所が解説してるので割愛
- オタク層(知識層)の定義はジャンルではなく、知識への没頭度の深い人
- サブカル層は、没頭してない周りを見渡す余裕のあるオタク(都会的な知識層の一般人)
乱暴に大別するとこの3つ、ヤンキー層・オタク層・サブカル層。
この3つの層は、ネットの登場以前から同一価値観の人が集まって社会を形成してます。
考察
世の中には二種類の人間が居る、ヤンキーとオタクだって感じの話し
去年ぐらいからビッグデータから見えてきたネオヤンキー像ですね。
高校卒業して地元企業に就職して、田舎のイオンモールで買い物してテレビ大好きな今の日本を構成する中で最も多い大衆像。
それとの対比で都会的な知識層をオタクみたいな話しがありますが、都会的な暮らししてる人達ってオタクって事じゃないよなあって事で、オタクのとの間に大きな層があり、その層って実はよくあるサブカルじゃないのかと考察しました。
ヤンキー層
田舎に住む日本でも最も多い人数の大衆
他でもっと詳しく書いてる人多いので割愛
オタク層
実はオタクは社会的だ。
オタクと呼ばれる人はスクールカーストからこぼれ落ちた層ですが、それでもちゃんとジャンルの中で連携して社会を作り、コミケに代表されるような巨大な集合イベントもできるだけの社会性を持ちます。
ただ没頭しすぎて周りが見えないため、理解できない層からキモいと言われてしまうだけなんだ!
ただ、その趣味への没頭度が高いため周りを見渡す余裕がなく、一般の人達から見れば服装や行動の内容に違和感を持たれてしまう事があります。
オタクはジャンルでは無い
なので、アニメや腐海的ジャンルがオタクではなく、大学の研究職ですら没頭度が高ければオタク的な世界の住人であると考察しています。
オタクとは
これらから推察されるのは、オタクとは知的な好奇心の推進力が巨大な人達では無いでしょうか。
■サブカル層
実はサブカル層は周り見る余裕ある都会の一般人
都会的な価値観を持ちながら普通に生活する中で趣味を持っていて、オタク的ジャンルも嗜みますが、それでもちゃんと周りの目を気にする余裕があり、それでいて同じように周りの目を気にするヤンキー層とは違ったオシャレをする余裕が有ります。
※更に見られてる事を意識し過ぎるとサブカル糞野郎などと言われたりもする。
サブカル層って生命力少ない人結構見受けられますよね
ただ周りの目を気にする知性が邪魔をしてか、生物としての我欲が低く生命力の少ない個体が見受けられます。
サブカル代表的な事言われてる人って・・
良くサブカルの代表とされる人物にみうらじゅんがいますが、彼の嗜むジャンルにサブカル層が多く集まるようになっただけで、あの人やっぱ没頭しすぎて行動は周りから見たらやっぱり変ですよね。そう言う意味ではあの手の突き詰めた人は、乱暴に分けるとオタク層なんだと思います。
周りの目より好奇心が勝ってる人。
サブカル層って
生活基板を持ちながら、知的な趣味を嗜む一般人。一般人なので周りの社会の目が気になる人達。
※都会的であってもガツガツ行けるのはヤンキー層かな。
総論
サブカル層は周り見る余裕のありながら知的な趣味の世界に来れる一般人
知的な趣味の世界をオタクと共有する事はあるけど、層としては別。
オマケ
上の社会性を持った層とは別種の人達
ネットの登場で以前は見えなかった層が最近薄ぼんやりと見えてくるようになりました。
オタク的でありながらも社会性から隔離された個人の人達です。
スクールカーストの時点で社会から阻害され、ドロップアウトした後、趣味の世界でも社会性を保てず孤立化した人達が、ネットの時代で見えてくるようになったのと、その数を増やし続けてる気がします。
この辺の考察はまた別の機会にしようかと思いますが、多分どっかの社会学の人とかがちゃんとした考察してるのかもしれません。