志々島 大楠(オオクスノキ)
今週のお題「海か? 山か?」
瀬戸内海に浮かぶ志々島、島の山の中にある巨木のオオクスに会いに行って来ました。
志々島大楠(オオクスノキ)
- 樹齢1200~1300年
- 高さ40m
- 幹周り12.2m
- 枝のひろさ2565㎡
横幅はゆうに50mを超える枝が両翼に広がってる
通常の楠と違い、巨大な枝を地面すれすれにはい、横に大きく開いた樹形になっている。
特殊な樹形は明治時代に斜面の地すべりがおこり、クスノキ下にあった集落ごと飲み込んだため幹が数メートル地中に埋まり現在の形になった。
さて昨日の続きです。→志々島 大楠(オオクスノキ) - わくわくオッサンランド
島の有志達(ヤギ含む)が草刈りをして海を見晴らせる丘から下ると、緑で出来たトンネルに入ります。
そのトンネルをくぐるとついにオオクスノキの姿が
地図
JR詫間からの最寄りのバス
船便
志々島へのアクセスは、粟島汽船によって須田港-粟島港-上新田港-志々島港-宮の下港を結ぶ粟島汽船航路で移動できる。
旧詫間町庁舎前にある宮の下港から20分の航路
粟島汽船
- 香川県三豊市- 粟島汽船のご案内(平成26年4月1日より運賃改定)
オオクス
トンネルを抜けると目の前に巨大な枝が迫ってきます
DMC-GH4 7-14mm( 35mm換算14-28mm )14mm相当
DMC-GH4 7-14mm( 35mm換算14-28mm 14mm相当 )
大クスの下を見るとユリの花が咲いてました。
訪れる人を楽しませるよう有志の方々が植えたものです。
DMC-GH4 7-14mm( 35mm換算14-28mm 14mm相当 )
太い恐竜の肌のような枝をくぐると、オオクスを祀る祠と鳥居があります。
取り敢えずはオオクスにご挨拶とお参り。
DMC-FZ1000 f/5.6 1/80 ISO100 -0.7 25mm
全景
丘の下の広くなった場所から全景を撮影。
結構ギリギリの場所まで離れて、35mm換算で14mm相当の超広角レンズで撮影したけど、それでも全ては入りきってない。
さすが1200年を生き抜いた巨木です。
DMC-GH4 7-14mm( 35mm換算14-28mm 14mm相当 )
撮影してる広場はかつては集落があった場所で、明治時代に起きた地すべりで集落ごと飲み込まれてしまい、大楠の幹も数メートル低くなって現在の形になりました。
DMC-GH4 f/9 1/50 ISO200 +0.7 (35mm換算14mm)
DMC-FZ1000 f/5.6 1/80 ISO100 25mm
DMC-GH4 f/10 1/320 ISO200 -1 (35mm換算14mm)
大楠を左横から見た全景
2000年頃、手前に大きく伸びた枝が幹の大本付近から折れてしまい、地面に着いた状態になっている。
以前はさらに長く枝が伸びていた切り口が手前に見えてます。
DMC-GH4 f/5 1/800 ISO200 -0.3 (35mm換算14mm)
志々島の探訪は船の時間が来たのでここまで。
港近くにできた休憩所のクスクスさんに寄ってお茶とアイス食べながら島の話し聞くぐらいの時間は残ってたのですが、一日に数便しかない連絡船を逃すと大変なので他の場所には寄らずに帰ってきました。
あとがき
島の自然やオオクスを守るために島外からも多くのボランティアが集まって、道の整備やオオクスの手入れをやっています。
楽しかったですありがとうございました。
実はここ3回目。
小さ島なのでちょっとした旅行なのですが、うちから港まで15分、港から島まで20分、島の港からオオクスまで15分で着くので気楽に来れる場所では有るわけです。
また来る。