読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今、民俗資料館が熱い!その2

一昨日の続き

今、民俗資料館が熱い! - わくわくオッサンランド

民俗資料館って場所は古人の知恵の探訪として非常にに面白かったです。

工芸品とか当時一流の大工や工芸師によって繊細に作られてたり、農民や漁民達の工夫を思うと見え方が全然違ってくると思います。

f:id:chiike:20140531134140j:plainDMC-GH3 f/1.8 1/60 ISO640 15mm

撮影

 Panasonic GH3

撮影の相棒Panasonicの誇るフラグシップ機GH3。

※3/4マイクロフォーサーズシステムなのでフルサイズ機35mm判換算で二倍にすると画角が分かります。15mm(マイクロフォーサーズレンズ)→30mm(フルサイズレンズ)

LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. H-X015-K

 

 

このレンズは今回室内での撮影に活躍してくれました。広角系なのにボケ味も楽しめるレンズです

LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. H-F007014

 

 

マイクロフォーサーズシステムでは最も広角のレンズ。超広角でも周りが歪まないし小さいので持ち運び便利。今回は空間が広かったので大活躍。

常設展示場

常設展示場二階部分に上がると農村の暮らしを展示してました。

雨乞い

f:id:chiike:20140531130806j:plainDMC-GH3 f/1.7 1/60 ISO320 15mm

瀬戸内の四国側では今でも干ばつに苦しめられることがあり、海底の竜宮に住まう雨の神のリュウゴンサン(竜王)に見えるよう山頂で火を炊き、祠を祀って雨乞いを行ってる。

f:id:chiike:20140531130924j:plainDMC-GH3 f/1.8 1/125 ISO200 -0.3 15mm

この写真に写ってるおっちゃん達ええですよねえ、何かの特殊な神官がやってるんじゃなく普通の近所のおっちゃん達が作ってるんですよこれ、昔からの伝承で作っていて民間に神様が生きてて味があります。

香盤

f:id:chiike:20140531130913j:plainDMC-GH3 f/1.8 1/200 ISO200 -0.3 15mm

こちらも水不足の香川の農村で使われた道具。

池の水は大変貴重なものだったので、決められた時間に決められただけしか自分の田んぼに水を引けなかった訳ですが、当然のようにズルをする奴が出てきて時に死人が出るほどの争いになっていた時代、公平に水を分けるため水を入れる時間を測る道具として使われていました。

昔の香川県の農村には水係りがいて、水を勝手に使わないよう木刀や昔は日本刀を持って水の番してた歴史もあります。

みかん梯子

f:id:chiike:20140531131252j:plainDMC-GH3 f/4 1/60 ISO1000-0.3 15mm

瀬戸内の温暖な気候はミカン栽培に適していて今でも多くの場所でミカン作られてます。

ただミカンを作ってる場所の多くが急な斜面を利用した段々畑になっていて、段々畑の段を迂回して何度も昇り降りするのは大変すぎるので一度に二段を登れる梯子が使われていました。

腰の曲がった爺ちゃんや婆ちゃん達が少しでも楽に移動する手段でしたが、現代はこの急斜面にレールを引き動力付きのリフトでみかんを運搬しています。

それでも楽な仕事じゃなく、都会に出た子供や孫達に「もう年なんやからそんなシンドイ(きつい)事は辞めなや」と言われて何代もの年月を管理されていた畑の多くは山へ帰っていってるのが現状です。

 

f:id:chiike:20140531131244j:plain

 

昔はミカンを運ぶ専用のみかん船なるものも有った。

これは自分も知らなかった。

漁具

f:id:chiike:20140531133106j:plain

f:id:chiike:20140531133606j:plain

f:id:chiike:20140531133736j:plain

漁のための道具類も展示されています。

現代の底曳船のような根こそぎ資源を取り尽くすような漁とは違って、罠を仕掛ける形の漁が多かったようです。

鯛シバリ網と真鯛船

f:id:chiike:20140531125427j:plain

瀬戸内は真鯛漁も盛んで昔から船団を組んでの漁を行っていました。

潮見石

f:id:chiike:20140531134028j:plain

こちらは鯛漁を行う時、文字通り潮が満潮に近づく時間を測るために、風や波の影響が少ない海辺に設置して潮を見ていたものです。

鯛が最も捕れるタイミングや漁のルールをこれで測っていたんですね。昔の海の知恵を感じます。

神棚

f:id:chiike:20140531134140j:plain

香川県西部に浮かぶ粟島の網元の家に有った神棚

f:id:chiike:20140531134214j:plain

長い年月の間に破損や欠損があるが細部まで見事な細工を施された作りになってます。

これを作った大工さんどんだけの腕持ってたんだって程の作り

造船

f:id:chiike:20140531134735j:plainDMC-GH3 f/1.8 1/100 ISO200 15mm

継ぎ手が解らないぐらいにピッタリ貼り合わされた板を曲げて船を作ってる様子。

f:id:chiike:20140531134543j:plainDMC-GH3 f/1.8 1/800 ISO200 15mm

f:id:chiike:20140531132533j:plainDMC-GH3 f/2 1/60 ISO1600 15mm

船大工の道具も展示していて、その使い方を読み解くのも面白かったです。

水漏れを防ぐために木と木の隙間を無くすための金具とか、釘が塩水に濡れると錆びて腐るので木の中に隠してしまう方法とか、展示見ないと解らない事だらけで面白かった。

設計図

f:id:chiike:20140531132951j:plainDMC-GH3 f/2.2 1/60 ISO160015mm

昔の船大工さんの使った設計図が板に書き記された図面。

基本の設計図は横から書かれた物が残っています。

ちょっと解りにくいけど精緻な線で書き込まれていて、当時の大工さん達すごすぎ。

 

まだまだ写真撮った所はあるのですが取り敢えずはこの辺で

でわ

前のページへ→今、民俗資料館が熱い! - わくわくオッサンランド